伊良部島の観光
おすすめスポット13選!定番から穴場まで、モデルコースも紹介

宮古島第2の空港とも知られている下地島空港ですが、かつてはパイロットの養成訓練のために使用されていました。2019年には「みやこ下地島空港ターミナル」が開業。保安検査場の前にあるカフェとお土産屋は、フライトを利用しない方でも訪れることができます。イチ推しメニューは特産品を使ったサンドイッチ！カツオなまり節と海ぶどうが洋風にアレンジされており、下地島空港でしか食べることのできない一品です。

宮古本島と伊良部島を結ぶ全長3,540mの橋で、東洋一美しいと言われる宮古ブルーの海を見渡すことができます。おすすめは宮古島側の橋のたもとにある駐車場。「伊良部大橋」という橋名板は人気のフォトスポットになっています。橋の途中には駐車スペースがありますが、緊急時以外は駐車ができませんので、ドライブをしながら景色をお楽しみください。無料で渡れる橋としては日本で一番長く、3,540mという数字には「サンゴの島」という語呂合わせが隠れているそうです。

宮古島諸島の中でも特に美しい海で人気のビーチで、下地島空港の先端にあります。”最後の楽園”と言われているほど美しく、干潮時には真っ白な砂浜と透明な海が広がります。17ENDというのは、下地島空港の滑走路番号が由来。滑走路の末端を「Runway End」といいますが、17番の末端にあるのでこのように呼ばれるようになりました。
タイミングが合えば着陸直前の飛行機を間近で見られるスポットでもあり、普段は見ることのできない迫力満点な光景を見ることができるでしょう。

伊良部島の南側に位置する弓状の形をした、長さ約800m、幅約50mの天然ビーチです。青い海と白い砂浜のコントラストが美しく、ビーチからは宮古島と来間島が臨めます。渡口の浜の魅力は、まっさらなパウダーサンド！砂の粒がとても細かいため、裸足で歩いてもフワフワとしており気持ち良いでしょう。
用具のレンタルなどはできますが、整備されたビーチではないので監視員はいません。また、外洋と直接つながっているので防波堤内の穏やかなエリアで、十分注意して遊びましょう。

下地島にある通り池には、内陸側の直径約55mの池と、海側の直径約75mの2つの池があります。自然が作り出した地形はとても複雑で、2つの池は地下で繋がっており、海底の洞窟を通じて外洋ともつながっているのです。ダイビングスポットとしても人気で、一番の見どころは水温の異なる水が接することでできるサーモクラインという境界線。太陽の光が差し込む角度によって色合いが変わる、神秘的な体験ができます。
池の周りには遊歩道や展望台が設置されており、コバルトブルーの美しい池をゆっくりと楽しめるでしょう。

下地島南西岸に位置し、地元ではカヤッファビーチとも呼ばれているビーチです。サンゴが発達しており、100種類以上の熱帯魚が生息している様子はまさに”天然の水族館”！サンゴ礁や魚は浅瀬でも見ることができるので、小さなお子様連れでも安心して過ごせるでしょう。レンタル品もあるので、ダイビングやシュノーケリングも気軽に楽しむことができます。
中の島ビーチはゴツゴツした岩が多いため、裸足で歩くのは危険です。ビーチサンダルやマリンシューズなどを履いておくと安心でしょう。

伊良部島で最も高い場所にあり、サシバという渡り鳥の形をした展望台です。展望台からは、宮古島や伊良部大橋、透き通ったエメラルドグリーンや濃い青の海が一望でき、その光景はまさに絶景！晴れていれば池間島や来間島も見ることができますよ。
牧山展望台は牧山公園内にあります。公園内には遊歩道が整備されており、南国の花や緑を見ながら散歩をするとリラックスした時間を過ごせるでしょう。伊良部島の心地よい時間を感じられるスポットです。

伊良部島の北西部にある佐和田の浜は、「日本の渚100選」にも選ばれた天然ビーチです。佐和田の浜の特徴は、巨岩がゴロゴロと転がっている景観。この巨岩は1771年に発生した津波によって打ち上げられたといわれています。ビーチは遠浅のため干潮時には海水浴やマリンアクティビティには不向きですが、お子様連れでの水遊びにはぴったりです。
また、美しい夕日が見られる場所としても知られています。東屋でのんびりと水平線に沈む夕陽を眺めてみてはいかがでしょうか。

フナウサギバナタは、渡り鳥のサシバをモチーフにした展望台です。同じ伊良部島にある牧山展望台もサシバをモデルに造られていますが、こちらはサシバをリアルに再現しています。少し覚えづらい名前をしていますが、伊良部島の方言で「船を見送る岬」という意味。展望台からは、美しく輝く濃い青の海が一望できます。写真を撮る際は、ぜひサシバの下の角度から撮ってみてください。今にも断崖絶壁に向かって飛び立つようなダイナミックな一枚になるでしょう。

さとうきび畑を抜けた先にある洞窟。戦時中には日本軍が防空壕として使用していた形跡もあり、歴史ある宮古島市の指定史跡です。ヌドクビアブとは宮古島の方言で「ヌドクビ」＝「喉首」、「アブ」＝「洞窟、縦穴」という意味。その名の通り深さ22mの縦穴で、地上から垂れ下がったガジュマルの根が何とも言えない神秘的な光景を作り出しています。
入口の階段はとても滑りやすくなっていますので、履きなれたスニーカーで行くのが良いでしょう。また、森の中にあるため明かりがありません。心配な方は明るい昼間に訪れてみてください。

ジャングルのような草むらの中を抜けると、透き通る海へと続くまるで映画のような階段が現れます。目の前に広がっているのは、エメラルドグリーンから濃い青へと変わる海。岩がゴツゴツしており、トイレやシャワー、東屋などの施設もありません。遊泳には不向きですが、階段に座ってのんびりと海を眺めると気持ちよいでしょう。
満潮時には階段の下段くらいまで水位があがります。また、滑りやすくなっているため訪れる際は靴底のしっかりしたマリンシューズなどがおすすめです。

サバウツガーは、かつての伊良部島佐良浜の住民にとってとても貴重な水資源だった井戸。1966年に簡易水道が設置されるまでのおよそ240年間、130段近い階段を一日に何度も往復し水を汲んでいたと言われています。
階段の状態によっては立ち入り禁止となる時もあります。下までは降りられませんが入口にある展望台には行くことができます。目の前にはコバルトブルーの海が広がっており、開放感あふれる絶景が楽しめますよ。

帯岩は1771年の「昭和の大津波」で打ち上げられたと言われている津波岩ですが、その大きさはなんと高さ12.5m、周りが59.9m、重さが2万トンと言われています。岩が佇む崖の高さは10mになるので、津波の威力の凄さを実感します。とても大きな岩なので、目の前に立つと迫力満点！自然の力が作り出した不思議なパワーを感じられるでしょう。
現在では、航海安全、家内安全などを祈るご神体となっています。